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2025.10.06 社長雑感

未来の住まいを旅して ~大阪・関西万博で見た建築の新しいかたち

5月に大阪・関西万博に行ってきました。中でも「飯田パビリオン」は、未来のマンション生活の具体的なビジョンを提示しており、大変印象的でした。メビウスの輪を象徴するデザインと西陣織の融合は、伝統と先進性が共存する空間への期待を高めていました。

パビリオンの中心には、「ウェルネス・スマートシティ」を象徴する巨大なジオラマが展示されていました。特に目を引いたのは、木造の超高層ツインタワーです。これは、CLT(直交集成板)などの先進的な木質材料とハイブリッド構造によって、超高層建築の新たな可能性を示しており、環境に優しく温かみのある住まいが未来を拓くことを実感しました。

・未来のマンション建築と暮らし
これらのマンションは、人工光合成技術を活用し、エネルギーや食料を自給自足するという革新的なコンセプトを採用。集合住宅がエネルギー循環のハブとして機能し、持続可能な暮らしを実現する未来像が描かれていました。

・健康を支える住まい
また、「ウェルネス・スマートハウス」の展示では、IoTやAIがシームレスに統合された住空間が提示されていました。居住そのものが健康管理につながるという、まさに夢のようなマンションライフの可能性を感じました。

飯田パビリオンは、未来のマンションが単なる住居ではなく、エネルギー生産、健康管理、そして地域とのつながりを生み出す多機能なプラットフォームへと進化する姿を明確に示していました。建設リニューアル事業に携わる者として、日常生活がより豊かで持続可能になる未来像に大きな可能性を感じました。

代表取締役 土谷健児

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