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工事の流れ
マンション大規模修繕工事のフロー
大規模修繕工事着工まで
皆さまのマンション大規模修繕工事の施工業者がビケンテックに決定しました。まずは、管理組合の修繕担当チーム(理事会や修繕委員会)さまとのお打合せを行います。主に打合せ内容は以下の通りです。
このお話合いや内容確認を着工までに数回実施し、精度を上げていきます。尚、この時期には再度の現場確認や調査を実施しながら計画も精度を上げます。
着工までに管理組合理事長様やオーナー様と弊社ビケンテックとの間で「工事請負契約書」を締結します。請負業者はこの契約により、材料や技術者の発注が可能になります。工事請負契約書は基本、以下の内容物を二冊製作して締結を交わします。
今までの経験では、工事着工の2~3週間前の土曜や日曜日に「工事住民説明会」を開催しております。約1時間~2時間で事前に配布している「工事住民説明会資料」を使用して説明を行います。その後、質疑応答を致します。理事会・修繕委員会様の皆さまは工事内容に精通されていますが、居住者様は不安な気持ちで説明会当日を迎えられます。ビケンテックでは多くの工事住民説明会の経験上、毎回出る質問、特殊な質問にも充分、ご納得頂く回答を用意しておりますので、参加者の皆さまには安心して工事着工を迎えられるようにしております。
大規模修繕工事期間中(居住者様へ)
工事着工後、はじめの工事は「仮設工事」です。仮設工事には、現場事務所や作業員休憩所、倉庫、廃材置場などの共通仮設工事と建物周りの足場を組み立てる直接仮設工事があります。大規模修繕工事は、ベランダや廊下の作業がほとんどとなります。そのため、工事期間中は、特にベランダ内に私物を置かれますと工事の支障となります。ベランダには、エアコン室外機以外、置かれている全ての私物を足場の組立が完了する頃までに、部屋内に保管していただくようお願いします。足場組立完了後、現場代理人(監督)が全てのベランダを確認します。ベランダ内に私物をまだ置かれている居住者様へは、戸別に現場代理人が連絡をさせて頂きます。
工事期間中に躯体修繕工事やシーリング工事、塗装工事、防水工事の際に窓に取り付けられている「網戸」の取り外しをお願いしています。以上の工事は網戸が取り付けられたままだと施工が出来ないため、網戸の取り外しが必要な時期が来ましたら、チラシにてお知らせします。網戸は基本的に内側よりのみ取り外しが可能なため、居住者様自身で取り外しと保管をお願いしています。尚、取り外しに危険が生じる網戸や取り外し方が分からない方はお気軽に現場代理人(監督)に連絡して下さい。
大規模修繕工事には数種類の在宅が必要な工事があります。扉の取替や給排水設備管取り換え工事など、通常の大規模修繕工事で在宅が必要な工事をご案内します。
本工事は玄関扉や枠を塗装する工事です。塗装する際は扉を開放して頂かないと塗装が出来ず、また、乾燥時間も扉開放の必要があります。半日程度で2~3回の日数を在宅して頂くこととなります。塗装日程についてはこちらの指定日に都合がつかない場合は協議の上、決定させて頂きます。
ベランダや廊下にエアコン室外機を設置されていますが、エアコン室外機の冷媒管(ホース)が長く移動について余裕がある場合はこちらで移動させながら工事を進めていきます。問題はエアコン室外機の冷媒管(ホース)が極端に短い場合、室外機の移動が出来ない場合があります。その際、エアコン室外機冷媒配管(ホース)の延長や一時撤去をさせて頂くこととなります。延長・取り外しに約1時間、後日復旧時に約1時間の在宅が必要となります。(※個別負担となる場合があります
廊下側で、目隠しや雨戸機能がついたルーバータイプの面格子が設置されているケースがあります。ルーバータイプの面格子は宅内より取り外しとなるために在宅が必要な工事となります。ルーバーの種類により取り付け方法が異なるため、多少時間は前後しますが、取り外しに約1時間、後日復旧時に約1時間の在宅が必要となります。
大規模修繕工事期間中(ビケンテック現場管理)
お住いの方の安全、作業員の安全、第三者の安全を確保する為に、安全な足場組立、安全通行の確保、足場上作業の安全ルール、作業員の体調管理、安全教育、現場での安全協議会の開催、本部よりの安全パトロールの実施など、綿密に計画し、それに沿って安全について、しっかりと実行します。
品質は大規模修繕工事でお客様がもっとも求められる事です。設計書通りの材料、工法、手順を確認しながら施工します。品質確保のポイントとしては作業しやすい足場、作業員の体調管理、資格をもった技術者の確保、しっかりとした養生、前作業と後作業の正しい工程確保、自主検査、社内検査、設計監理者検査などを重点的に実施します。
大規模修繕工事の環境管理は第一に法令や地域の条例などを把握し、工事計画に盛り込む事より始まる。特に関連する環境法令は騒音規制・振動規制・廃棄物処理・リサイクル・水質汚染防止・化学物質管理などがある。法令とは別にお住いの皆様の環境対策、働く作業員の労働環境向上、近隣の周辺環境保全などに心配りの対策が必要となります。ビケンテックはISO14001:2015を毎年継続認証頂いていることが法令順守を満たしている証となりますのでご安心下さい。
大規模修繕工事中の防犯対策は請負者である私たちだけでは十分ではありません。私たちがいない夜間や休場日などは居住者の皆さまの協力が必要です。それを基本として私たち出来る防犯対策は、入場者の服装限定、足場1階部分に侵入防止金網の設置、足場出入口扉にはオートロック扉採用、防犯用センサーライトの設置、窓二重施錠の補助錠の貸し出し、現場事務所や倉庫は施錠をしっかりとするなどがあります。
大規模修繕工事中の広報は私たち施工者より居住者の皆さまにお知らせしたい事や、居住者の皆さまより私たち施工者への疑問、相談、依頼、報告やクレームなどがあります。基本的にはエントランスなどに工事用掲示板やお知らせチラシを投函により周知します。皆様より私たち施工者へはコミュニケーション用紙を工事用ポストに投函して頂く他、直接、現場代理人(監督)にお電話、FAX、メールにてご連絡下さい。
大規模修繕工事中は個別にご相談や依頼をさせて頂く場合があります。また、個人的に現場代理人(監督)へお気軽にお話して頂ける環境作りをしております。また、工事の進捗などの報告は毎月1~2回程度の工事報告会を開催して、工事報告や問題点の解決や承認事項を話し合う機会があります。決して、私たち施工者が勝手に工事を進めていく事はございません。
大規模修繕工事は、ベランダ側から足場を設置し、施工していく場合が多いです。各ベランダは、工区により順次施工を行っていき、ベランダ内の工事が完了した際に居住者様に「ベランダ工事完了確認アンケート」を実施します。皆様のベランダを厳しい目でチェックした頂き、気になる箇所はアンケート用紙に記入して下さい。全て手直しをさせて頂き、完了した時点で皆様より確認印を頂きます。
大規模修繕工事の最終の検査は管理組合様の検査となります。屋上や共用部分を私たち施工者と検査しながら、皆さまが気になられる点については手直しを実施します。最終の検査ですので、どうぞ皆様の目で十分にご確認下さい。
私たちビケンテックは常に成長、進化していきたいと考えています。そのために大規模修繕工事完了後にCSアンケート(顧客満足度アンケート)を実施しております。お手数ですが、ご協力頂きますよう宜しくお願い致します。
大規模修繕工事完工後
工事引渡時に「大規模修繕工事竣工図書」を提出致します。竣工図書には工事引渡書、工事完成届、使用材料や材料出荷証明書、工程写真、工事部位ごとの保証証、アフターメンテナンス誓約書、産業廃棄物マニュフェスト(写し)など設計書に明記されている必要書類を全て提出させて頂きます。この竣工図書はマンション管理組合様と同じものを弊社ビケンテックも保管します。将来の貴マンション大規模修繕工事に活用して頂く重要な書類となりますので、大切に保管、管理下さい。
工事終了後には工事の種類や工法により、部位ごとに三社連名での保証書を発行します。設計書のアフターメンテナンス期間が最優先ですが、現在は、1年・3年・5年・10年時にアフターメンテナンスを実施させて頂く場合が多くあります。アフターメンテナンス年には弊社ビケンテックより、管理会社様を通じて、管理組合窓口様(理事長様や修繕委員長様)にご連絡させて頂き、打合せを行います。打合せは、今回のアフターメンテナンス部位の確認、アンケートの配布~回収時期、アフターメンテナンス実施日の確認を行います。アフターメンテナンス実施後、報告書を提出し、次回のアフターメンテナンスに備えます。尚、アフターメンテナンス年次に関係なく、緊急の場合はお気軽にお問合せ下さい。
マンションは新築時より劣化が始まります。また同様に、大規模修繕工事後も劣化が始まります。施工させて頂いたマンションの様々な建物の情報をビケンテックは蓄積いたします。その経験を次回の大規模修繕工事に生かしたいと考えています。その際は新たな気持ちで、居住者様のお気持ちを理解し、また、大切にし、お声掛け頂いた際には、誠心誠意、今までの経験と知識を最大限に発揮し、見積説明会の参加、見積の為の現地確認調査、お見積の作成、工程表・仮設図面などの作成を行って参ります。